ウルトラマンの話

ウルトラマンブレーザー 第2話「SKaRDを作った男」 感想

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第二話

ミリタリー全開な第一話からの第二話。どんな話が展開されるのかと思いきや・・・。

コレハホントウニオナジサクヒンデスカ?

オープニング

前回は流れなかったオープニングもついに今回解禁。

如何にもヒーローソングって感じの曲なので、前回流れていたら違和感あったかもね。

SKaRD隊員の履歴書みたいな物が出てきたり、新聞やテレビでの怪獣ニュースの様子を映したり、SNSでの投稿によって怪獣の姿を見せるっていう手法が面白い。

曲は子供向けヒーローソングって感じだけど、映像は大人向け作品っぽいっていうギャップがたまらん。

隊員たちの履歴書が白塗りで潰されていたから、話が進んで掘り下げが進んでくると白塗りが無くなったりするのかな。

あと最後のアースガロンの肩の上にメンバーが乗っているアレもいい。ロボットの上に乗る人間。この構図は美しい・・・。

ゲント隊長

参謀長に呼び出しを食らって「どれで怒られるのかなぁ」と怒られる前提のゲント隊長である。

ウルトラマンも味方なのか、敵なのか怪しむ参謀長に対してウルトラマンは自分たちを助けてくれたと信じている模様。

ゲント隊長からウルトラマンブレーザーというコードネームが提案されたけど、あの時ゲント隊長が見ていたビジョンは何なんだろう。

ゲント隊長が手を伸ばしているように見えるし、ブレーザーもゲント隊長に手を伸ばしていたようにも見える。

あれがゲント隊長とブレーザーのファーストコンタクト?第一話での変身の時に見たのか、あるいは3年前の爆発事故の時に見た?なんにせよブレーザーも誰かに助けてほしかったようにも見える。

オープニングの一番最初にも使われたし、今後の大きな伏線になっていきそうですな。

SKaRD集結

ついに設立された特殊怪獣対応分遣隊SKaRD。

突然隊長に任命されたゲント隊長。元からメンバーだったエミ隊員とヤスノブ隊員。追加で召集されたテルアキ副隊長とアンリ隊員。メンバー集めのように思えて、ただ辞令を届けに行くだけ。参謀長から君が選抜したことにしていいと言われてだったら選抜からやらせてくれ。とか、あらかじめ厳選していおいたというメンバーに対して5人とか厳選しすぎだろ。とかなんとも中間管理職の悲哀を感じる。前回自分で言ってたけど上の命令には逆らえないからなぁ。

そして装備は万全の状態で用意されているのかと思えば、車は大した装備も積んでなく、ご自慢の最新鋭武装は数が中途半端、そしてマニュアルは手書き。なんとも低予算感のある防衛チームwウィルコの了解コードも普及してなくて、あれなに?って感じになってたのが新設部隊っぽい。

それでもブレーザーの援護をする見せ場はしっかりあったし、次回はついにアースガロンも配備されるし今後の活躍に期待。

それにしてもSKaRD初の怪獣案件にテンパる副隊長に、書類にサインするために隊長の背中をつかうアンリ隊員。シーフードパスタのイカ抜き、パフェのフレーク抜き、エスプレッソのお湯割りを注文するエミ隊員。そして低予算感満載の車を一瞬のうちに実戦仕様に改造できてしまうヤスノブ隊員。とそれぞれの個性はよく出てたな。特にエミ隊員は一癖ある注文のやり方でなんか色々抱えてそう。

この隊員たちの掘り下げもよろしくお願いしますよ。

そしてテンパる副隊長の後ろで筋トレをしているゲント隊長w副隊長があまりにもテンパりすぎるから電話に対しても「俺がいく」ならぬ「俺が出る」。そして隊員には下の名前かあだ名での呼び合いを厳命。

お固い感じのする副隊長やアンリ隊員とこの隊長は相性良さそうであるw

深海怪獣ゲードス

今回登場の深海怪獣ゲードス。

漁師のおっちゃんがその存在を知っていたり、昔の文献に存在が記されていたり古代怪獣でもあるみたいだ。

こういう怪獣って海の守り神的な存在だったりするのかなと思いきや、そんな事もなく単純に魚を食い荒らす迷惑怪獣だった。

しかも上陸してかまぼこ工場を食い荒らす迷惑な奴だった。

そして、そのゲードスに銛を片手に立ち向かう漁師のおっちゃん。ゲント隊長は全力で止めてたけど、この作品がウルトラマンタロウだったらこのおっちゃんが銛でゲードスの弱点を一突きしてたんだろうなぁw

で、今回はご飯を食べに来たのに加えて防衛軍の攻撃で楽しい御飯の時間を邪魔されて怒り狂っていた模様。

前回のバザンガが本当に自然発生の怪獣か?生物兵器なんじゃないのこれ?って感じだったのに対し、今回はなんとも生物らしい怪獣が出てきたもんだ。今回も流血描写あったけど、今回は赤い血だったね。前回のバザンガの血が青かったのは甲殻類だからでは?ってコメントいただきましたが、それでいうなら今回は魚類だから赤い血なのかな。しかし、流血描写は意外とOKなんですな。

ちなみに古代の文献に存在が書いてあったというけど、もしかしてそれはこの世界の太平風土記か?

ウルトラマンブレーザー

ついにマトモな変身シーンを披露したウルトラマンブレーザー。前回は無理やり変身だったから、実質今回が初変身と言っていいのかもしれない。

そして変身コント再びwでも前回と違って今回は最後にボタンを押すの!って言ってくれる人はいないw

なお、変身可能になるとブレーザーストーンが光を放つ模様。そして熱くなる模様。ブレーザーブレスのゲント隊長の音声に「あつ!あっつ!」ってあってなんじゃこりゃって思ったけど、この時の音声だったのね。コーヒーでもこぼしたのかと思った。なんで変身アイテムでいきなりコーヒーこぼしたんかなぁって思ってたw

当然変身バンクも初お披露目。同時視聴の時にリスナーさんに言われて気づいたんだけど、ブレーザーの赤と青のラインって変身の時に付くんだね。たしかに変身バンクの最初にはラインは入ってなかった。

元々のブレーザーは銀色で、ゲント隊長が一つになることであのラインが付くんだろうか。

前回に比べると荒々しいけどウルトラマンの戦いをしているブレーザー。あれだけ話題になった威嚇もまったくなかったね。リスナーさんからは今回はゲント隊長の意思もあるから前回みたいな荒々しさは抑えられたのかなって意見があったけどどうなんだろう。今回もインナースペースは無かったしね。変身時の二人の意識はどうなっているのかまるで不明。

ゲードスの吐く水流をマトリックス避けしてたのは面白かった。

そして前回の盾千切りに続き、今回はゲードスの触手を切断。怪獣のチャームポイントを破壊していく系ウルトラマン。

ウルトラマンフィッシャー

ゲードスの触手を千切りスパイラルパレードを構えるブレーザー。

恐れをなしたのか逃げるゲードス。

ここで海中に逃げたゲードスをスパイラルパレードで銛の如く狙撃するのかなぁって思ったら、なんか釣りが始まったんですけどぉ!?

スパイラルパレード伸ばしてたから大きくして威力を高めるのかなって思ったらなんか振り方おかしいし、しなってるしで、まさかの必殺技を釣り竿にするウルトラマンwしかもリールを巻いている音がしたけどどこにリールがあるんだw

そして一本釣りしたゲードスを今度こそスパイラルパレードで撃ち抜くブレーザー。この構図がどう見ても魚の串焼きw渓流で鮎でも釣ったのかw同時視聴の時にガノトトスって言っちゃったけど、後からTwitter見たらトレンドにガノトトスが入ってて笑ってしまったw

前回ウルトラマン蛮族とか、ニュージェネレーション(石器時代)とか言われてたけど、今回釣りを覚えて文明が進化したのかなw

これでスパイラルパレード=槍っていう概念が消え去ったので次回からどんな使い方をしてくるのか楽しみ。ザナディウム大喜利の次はスパイラル大喜利が始まるか。

個人的に武居監督や辻本監督は王道派だから、こういう時に変なことをやりそうなのは越監督かなぁ。

次回

次回はアースガロンの初投入。

今回のSKaRDは急増部隊って感じだったけど、メンバーも全員合流して武装も整って次回からSKaRD本格始動って感じですな。

アースガロンの初陣とウルトラマンの活躍をどう並行して描くのか。SKaRDに下ったウルトラマンより先に怪獣を倒してみせろという命令。参謀長はウルトラマンについてなにか知ってるのかなぁ。ゲント隊長がウルトラマンと知った上でそんな命令を出しているのか。まさかウルトラマン相手にそんな命令を出しているとは思いもしていないのか。

そして次回登場怪獣のタガヌラーは何を破壊されてしまうのか。こうご期待。

コレハ ホントウニ オナジ サクヒン デスカ?

いやぁ・・・あの第一話からこの第二話が出てくるとか温度差よ。

前回がミリタリー全開!シリアス!って感じだったのに、今回はコメディ全開。

コレハホントウニオナジサクヒンデスカ?

バラエティ豊かというのもウルトラシリーズのいいところだから、ある意味その良さを存分に出しているとも言える。マックスの15話、16話の流れを思い出す。

事前の上映が第二話だったり、直前スペシャルでバザンガがまるで出てこなかったり、第一話を隠そうとしている感じがしたけど、その理由がわかった気がする。プレミアム発表会の現地組も本放送組も「あれからどうしてこーなった・・・。」って感じでしょうなぁwそのギャップを味あわせたかったんだろうなw

でもって第一話と第二話の振り幅でこんだけ自由にやっていいんだよっていうのを他のスタッフに見せつけたのかなとも思う。メインコンビがアレだけ好きにやってるんだから、で続いていく他のメンバーがどんな作品を見せてくれるのかにも期待ですね。









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