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第5話
今回はアンリの故郷が舞台。
防衛軍の新兵器メガショットの運用試験と、山に眠るドルゴ様を巡るお話
アンリの里帰り
メガショットの運用試験で図らずも里帰りすることになったアンリ。
思わぬ形で幼馴染のミズホと再会して思わず地元の訛りが出てくるのは里帰りあるあるw
前回はエミのメイン回なのに大した掘り下げが無かったような気がするものの、今回は故郷や幼馴染の登場、幼少期の思い出なんかも語られてエミよりも掘り下げがあった。けど、外堀を埋めたって感じでクリティカルなところは明かされてないような?前作のリュウモンがどうしてGUTSの一員を目指したのか。レベルの掘り下げはまだ無かったね。その辺は後半戦か。
幼馴染の言うことを信じたいけど組織の一員としての葛藤とか、危険な任務に対して「俺がいく」ならぬ「私が行きます」単なる展開の都合だけでなくて、山岳任務を何度も経験していることとか地元で土地勘もあるっていう真っ当な理由を挙げて志願できているのも良かった。実際、山岳での動きの良さは以前の楽しくもしんどい訓練の時間に描かれてたしね。
アンリの幼馴染ミズホ
今回登場したアンリの幼馴染ミズホ。中の人はウルトラマンXの振りのご出演。
山でメガショットの実験を進める防衛軍に対して、神様が怒ってるからやめてください!とメガホン片手に主張をぶつけてくる。活動家かな?
しかし、しれっと山の声が聞こえるというとんでもないオカルトな一面があることが明かされる。
山や動物、虫の声が聞こえるとかこの人ラヴィー星人なのでは?ドルゴの事が描かれた巻物が実家に伝わっているし、ドルゴと縁がある血族なのかなって思うけど、それと山の声が聞こえる関係性などは一切明かされなかった。ウルトラマンタイガではゲストとして霊能力者が登場して詳しく語られたけど、それと同じ感じで正直アンリよりもこっちを掘り下げて欲しくなったけど、おそらく明かされることはないだろう。
一話で終わらせてしまうのは勿体ないゲストだったな。
メガショットと防衛軍のやらかし
今回の話の中心となった新型レールガン「メガショット」
高威力なだけでなく、自動照準も兼ね備え、動きの遅いアースガロンだけでなくミサイルまで完全に撃ち落とせるという高性能っぷりを見せつけてくれる。
・・・が、だいたいウルトラマンで新兵器ってフラグなわけで。なんとメガショットが建設されたのは怪獣の背中!しかも背中のコブに綺麗に設置していたという余計すぎる謎のファインプレイ。
そしてメガショットがウルトラマンに対して牙を剥く事に。山の神様現代兵器使いこなしてるやんけ!って思ったけど、これってメガショットが自動照準で勝手に動いたってだけの話なんだな。意図せず勝手に動くなにかが背中に乗ってるとか気持ち悪いだろうなぁ。
ていうか、山の神様の伝承を無視するのは仕方ないとしても、祠を壊すわ、御神体は捨てるわ。土壌調査では何の問題もなかったので大丈夫ですよ。とか着実にフラグを積み立てていくぅ!
今回のドルゴの一件は間違いなく防衛軍のやらかしですなぁ。ていうか、祠を壊したのに土台は残してあるとか祠を壊した意味は一体。しかもドルゴが眠っている間に終わらせようとしたのに、レールガンの故障のせいで早めに目覚めてしまうというオマケ付きである。前回と今回と人間のやらかしが続くなぁ。
山の神ドルゴ
今回の登場怪獣「山怪獣ドルゴ」。5週連続の新規怪獣ですな。
古の時代から山の神様と崇められていた巨大怪獣。静かに眠っていただけなのに人間によって目覚めさせられてしまった。前回に続いて人間の被害者と言える存在。
しかし、ソフビでネタバレをくらってしまったけど、お前がメガショットを背負うんかい!
本人的には眠っていたら勝手に背中になんか付けられたって話なんだけどね。
目覚めた直後に角からなんかすげぇビームを放ってアースガロンを一撃で行動不能にしていたから、こりゃ山の神様がお怒りだべぇ・・・って思ったら邪魔者がいなくなったら水飲んで二度寝。鼻ちょうちんまでだしちゃってまぁw
ゲードスやタガヌラーもそうだったけど、怪獣をただ怖いもの、ただ倒すものではなくてこういう生物的な描写までしっかりやってくれるのがいいところ。
前回のレヴィーラは人間の被害者と言っても倒すのもやむなしって感じだったけど、今回はなんとか倒さないで感じで。あくまで御神体を戻しに行くことを主体にしつつ、ブレーザーとアースガロンはその支援をしつつ原因となってしまったメガショットの破壊に全力を尽くす。
最後は御神体が戻ったことで再び山となって眠りについた。最後は山になるっていうのはウルトラマンXのホオリンガを思い出す。
眠りについた時にアンリに感謝を述べていたしドルゴとしても自分を止めてほしかったんだな。感謝を伝えるためにアンリとミズホの子供の頃の姿を借りていたし、眠っていても祠にお参りに来ていた二人のことはちゃんと覚えていたんだな。これも一種のコミュニケーションだよね。
ブレーザー
これまで4体の怪獣を容赦なく葬ってきたブレーザー。
しかし今回のドルゴは倒してはいけないし、そもそも背中にアンリが乗っている状態で果たして大丈夫か?と思いましたが、積極的に攻めに行くことはせずドルゴが動かないように掴んで固定したりとちゃんと理性がある感じで良かった。積極的に攻撃に行ったのはメガショットを破壊するためのスパイラルバレードぐらいだったし。最後は眠りについたドルゴを安全な場所に押し込んでおしまい。まぁ、持ち上げて飛んでいくとかじゃなくてズルズル押していくところはブレーザーだなぁって思ったけど。
これにより、ブレーザーは怪獣を倒すだけではないってことが判明したし今後出てくるガヴァドンAもこれなら安心だな!
そして今回のスパイラルバレードは伸ばしたと思ったら膝を使って半分に割る。この動き、完全にチューチューアイス!てか物理的に折れるんかいwあの槍いったいどういう作りなんだwまぁ、釣り竿になる時点で何でもできるとは思ったけど、光の槍を物理的に半分に折るっていう発想はなかった。今後も思わず唸ってしまう使い方を期待したいですな。
次回
次回は第6話!・・・ではなく総集編。
全部撮影済みって話だったからこんなに早く総集編が来るとは思わなかった。その辺も含めて全話撮影済み。なんだろうけど。
総集編の内容が面白そうな感じで、なんと舞台はテレビ局。報道の観点からウルトラマンや怪獣のことを振り返っていく。という今までにない視点からの総集編。これは楽しそうだ。以前の動画に一般市民からの視点がほしいってコメントがあったんですけど、まさにその一般市民の視点を描くことになりますね。
ゲードスの釣りとかタガヌラーのアッチ!とか、我々は大爆笑で見てましたけどあの世界の人々の目にはどう映ったのか教えてほしいw
そして出てくるのが男性二人と女性一人っていうのがガイアのオマージュ感あっていいっすなぁ。田口監督はガイアのオマージュは作らないけど結果としてガイアオマージュになっているところはあるかもって言ってたけど、この総集編もそういうことなのかな。