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第7話
雨を呼ぶ神様ニジカガチ。
ニジカガチを呼び出した教授とかつての恩師と対立することになったゲント隊長を中心に描く大長編。
なお、SKaRDには節電、節水が厳命されている模様。この猛暑であの空間で節電節水とか暑いやろなぁ・・・。
横峯教授
今回の中心人物横峯教授。てか、漢字表記が新鮮。OPを見る限りゲント隊長たちも本来の名前は漢字表記らしいんだけど。
元防衛大学の教授にして怪獣研究の第一人者。SKaRDを始め防衛軍の怪獣対策も横峯教授の思想が中心になっているとのこと。ものすごい人物だ。
しかし、いつしか排除されるべきは怪獣ではなく人間だ。という思想に染まってしまいニジカガチを呼び起こして雨で大地を洗い流し、すべてをリセットすることを考えた模様。人間を排除しようっていう考えは初期の藤宮を思い出す。藤宮の思想は歪められてしまった結果だけど、この教授にも考えを変えてしまう何かがあったんだろうか。深淵を覗く時は深淵もまたコチラを覗いているのだ。じゃないけど、怪獣を研究していくうちに怪獣側に引き寄せられてしまったのか。
現状、この世界では怪獣を自分の欲望で利用したレヴィーラパターンと怪獣と人間が共に存在できるドルゴパターンがあるから今後どっちに転んでいくかというところな気もするけど、博士の思想としては人間滅ぶべしという考えになってしまったわけね。
ただ、ゲント隊長に対して君は君の職務をはたしたまえ。と言って気絶したゲント隊長を見逃しているからなにか内に秘めたものがありそう?目的がニジカガチによる大地のリセットならその邪魔になるゲント隊長は始末するなり、拘束するなりしそうなものだけど。教授としては止めてもらいたがっているんだろうか?
あと儀式によってニジカガチを呼び寄せた上に操っていたけど、これって教授に何の影響もないんだろうか。ニジカガチと命が繋がっている。とか教授を倒せばニジカガチも弱体化するとかありそうよね。
ゲント隊長
前回の反省を踏まえてか、アースガロンに新装備を急いで装着しようとするヤスノブに無理はするな。と気遣っておりました。
そんなゲント隊長は恩師と対立することに。
ニジカガチを使った地上リセットを語る教授に対して初めて教授の講義がつまらないと感じた。と話してるあたり本当に教授のことは尊敬していたようだし、教授は素晴らしい人物だったんだろうなってことが伺えますね。
一方でゲント隊長は釣りが趣味であること。防衛大学を卒業し防衛軍に士官したのは7年前であることが語られてました。
ゲント隊長釣りが趣味だったんだ。てことはゲードス戦のスパイラルフィッシングはゲント隊長の意思によるものだった可能性が?変身中の二人の意識ってほんとにどうなっているんだろう。
士官したのが7年前。7年で特殊部隊の隊長に任命されるって出世街道まっしぐらって感じなのかな?現実の軍隊はようわからん。
天弓怪獣ニジカガチ
今回の登場怪獣「天弓怪獣ニジカガチ」。名前のせいでぼっち・ざ・ろっく!と絡められていたり。ちなみに出現の予兆である逆さ虹は現実でも起こる現象だそうです。
横峯教授が子供の頃、日照りで苦しんでいる所に雨乞いの儀式をすることで恵みの雨を降らせた神様、自然そのもの。しかし、心に邪な物があると雨は嵐となり厄災をもたらす。日照りを救ってくれる存在ってのはありがたい。今まさに新潟ではダムの貯水率が0%なんてところもあるで雨を降らしてほしい。
雨をもたらす神様ということで空から降臨してくるのかと思ったら湖の中から出てきてそっちかーい!って思った。だがその後の山の中に佇むニジカガチの映像はカッコよすぎた。
雨を発生させる原理としては地上から大気を巻き上げることで低気圧を作り出し、それによって雨を降らせる。とのこと。要は台風を自由に作り出せるというとんでもない能力を持っていた。流石は神様である。劇中でも台風を日本各地に7つも生み出すという厄介すぎることをしでかしてくれた上に、大気を巻き上げる関係でニジカガチの足元は竜巻に襲われるというオマケ付き。かつてニジカガチが地上をリセットしたのは雨で洗い流すのと同時に竜巻による地上の掃除もあったんだろうな。同時視聴のリスナーさんからは雨で洗い流すってことでノアの箱舟みたいだ。って言われてましたけど、ノアの箱舟はその名の通り生き残りを運ぶための船があったけど、こっちはそんな船無いんだよなぁ・・・。
戦闘面でもさすがの神様。アースガロンをパワーで圧倒し、虎の子の荷電粒子砲ですらびくともせず、ブレーザーの攻撃でもまったく怯んでいない。ブレーザーとの必殺技の打ち合いでもそのエネルギーでブレーザーは吹っ飛んだのに、ニジカガチはこれまたびくともしない。明らかに力の差がありすぎる。
次回勝てるビジョンが全く見えないけど、いったいどう対抗していくのやら。
完全敗北
ニジカガチに完全敗北を喫したブレーザー。
これまでのブレーザーは苦戦することはあれど最終的には怪獣を倒してきているの戦闘面では特に不安を感じたことはなかったけど、今回始めてコイツはヤベェ・・・!という絶望を味わった気がする。
特にカラータイマー点滅の絶望感はヤバかった。これまでだとカラータイマーが点滅しても、ああ、お決まりのやつですね。程度にしか思わなかったんですが今回ブレーザーのカラータイマーが点滅して初めてやべぇよやべぇよってなったと思う。
ただ、その中でも流石ブレーザーだなって思ったのが、スパイラルバレードでも撃ち負けて万策尽きた状態でニジカガチが放ってくる光線。いつものウルトラマンだったら為す術もなくこれを食らって変身解除。っていう展開になると思うんですが、ブレーザーは光線を食らう前に自主的に変身解除での撤退を選んだというのが流石である。判断が早い!
もっとも、裏を返せば相手の光線が飛んできてる中で人間に戻っているから、それはそれで変身者の危険度はいつも以上なんじゃ?って感じはするけど。
次回
ニジカガチにSKaRDはアースガロンに新装備を装着して挑む。
これは以前登場したメガショットなのかな。でも、荷電粒子砲ですらびくともしなかったニジカガチにレールガンで対抗できるのかというところは疑問。どうもニジカガチの額の結晶体を狙っていくようだけど・
一方、横峯教授と退治する副隊長に逆さ虹をつかもうとしているブレーザーと面白そうな映像もあった。
おもちゃでニジカガチの力を使った必殺技の登場が示唆されていたけど、ニジカガチストーンとかではなくて逆さ虹からエネルギーを得るパターンかな。
完全敗北を喫したニジカガチにSKaRDとブレーザーがどう立ち向かうのか。こうご期待。