ウルトラマンの話

『ウルトラマン ニュージェネレーションスターズ』第14話「それぞれの道 僕が僕であること」  感想

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サラリーマンリク

のっけからしかめっ面のユカ。どうやら一向に進まないセブンガー強化計画について上からこってり絞られた模様。

上は小言をいうだけだから楽でいいよね!うーん、社会人なら誰もが思ったことがある言葉である。

そんなユカに立場が変われば考えも変わる一例としてエディオムはとあるデータを見せる。

てことで今回はウルトラマンジードにてリクがレイトと入れ替わってサラリーマンに挑んだあの回を再放送。

ウルトラマンになった事で焦ったり、驕ったりというのはこれまでの作品でもあったけど、焦るリクと驕るレイト。この二人の問題を一気に解決した話だね。

その手段として取られたのがリクとレイトの入れ替わり。ウルトラマンのリクとサラリーマンのレイトを入れ替えてリクがサラリーマン。レイトがウルトラマン。

ペガの言う通り、まさに隣の芝生は青い状態なんだよね。で、ライハが出来もしない望みを言うなって感じで入れ替わりでもするの?って言ったらレムから入れ替わりは可能ですよ。と言われてゼロまで一緒にえ!?ってなってるの面白すぎる。

てことでリクがサラリーマン初挑戦なんだけど、ウルトラマンは無給だの、体力の限界が来てもカラータイマーは鳴らないだの中々のパワーワードが飛び出すことに。レイトの職場は放送当時はなんつうブラック企業や・・・って思ったけど、改めて見てみるとブラック環境なのは相変わらずだけど、レイトが優秀ゆえに仕事が回ってきてるのかなって思う。メールが246件。前日休んでるからその分を考えても一日で120件程度のメール。仕事のメールが大量に来るってことはその分仕事を抱えている。しかもレイトは営業もしているからそれだけ仕事が取れているってわけで。さえないサラリーマンって印象があったレイトだけど間違いなく優秀ですわ。しかもこれを当たり前のようにこなして家族サービスもしっかり出来る。このお父さん。ゼロがいなくてもウルトラマンなのでは・・・。

一方、レイトはレイトでリクに変わって銀河マーケットのアルバイトをしてヘトヘトになっていた模様。あれだけの業務をこなせるのに店番はダメなのか。まぁ、使う体力が違うだろうけど。

そしてライハにトレーニングをやらされる羽目になったけど、なんだこの一部の業界の方が喜びそうな特訓は。ていうか、リクは毎日これやってんのか。えっと・・・そういうプレイがお好みで?

僕が僕であること

入れ替わりによってお互いの苦労を知ったリクとレイト。ここからのリクとレイトが語り合うシーンが実に良い。レイトは自分が驕ってしまった力が自分の力じゃないってことをすぐに理解したし、そこから自分の経験を元にリクに道を示していく。ウルトラマンとしてはリクもレイトも未熟者なんだけど、人生においては先輩。しかもベリアルが見つけられなかった守るべきものをすでに見つけている。ウルトラマンに必要なものをすでに持っている。そんな人生の先輩の仕事を体験してリクなりの道を示してもらって、その成長の証として新たな武器を手に入れる。イイハナシダナー。もっとも、成長の証であるジードクローはどんどん影が薄くなっていく模様。

次回

次回は引き続きウルトラマンジードから、レムが実体を持った。ということで三森すずこさんがゲスト出演したあの回を特集。

またしてもジードだけど、極限まで知能を高めたAIには魂が宿るのか。っていう話を見るに次回はエディオムが中心の話になるのかな。ジードが続くのはアークにペガと同じ様なマスコット枠が登場することになったからかな。

出演:濱田龍臣, 出演:山本千尋, 出演:長谷川眞優, 出演:小澤雄太, 出演:渡辺邦斗, 出演:潘めぐみ, 出演:三森すずこ, 監督:坂本浩一, 監督:市野龍一, 脚本:安達寛高, Unknown:濱田龍臣
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