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第3話
第一話から3ヶ月前。ユウマが初めてSKIPに出勤した時の話。
初めてウルトラマンアークに変身した時の話。
そして16年前。宇宙から現れた怪獣と光の巨人。
なお、内容はユウマの夢オチだった模様。
光との出会い
16年前のモノゲロス出現時、ユウマは両親と山の中でキャンプ中。
そこにモノゲロスと光り輝く巨人が現れ、戦闘に巻き込まれたユウマの両親は瓦礫の下敷きに。
ユウマ自身も助かったのが奇跡と言われる状態だった。
しかし、このモノゲロスの出現。降りてきた。じゃなくてルティオンとやり合いながら落ちて来てたよな。よく見たらモノゲロスとルティオンが組みあってるし。
つまりモノゲロスが地球に現れたのは事故?あるいは地球に向かおうとしていたモノゲロスをルティオンが止めようとしていたけど止めきれなかった?どちらにしてもルティオンとモノゲロスは敵対する関係にあったわけだ。
ていうか、てっきりルティオンって妖精みたいな存在かと思ってたけど思いっきり巨人だった。ユウマと一体化する必要あったんだろうか。ルティオン曰く「この世界で戦う時間は限られている」って話だし、いつものウルトラマンみたいに現地で活動するにはこの方が都合いいんだろうな。
ていうか「この世界」か。「この星」じゃないんだね。ルティオンは異世界からやってきたんだろうか。同時視聴のコメントにミラーマンってあったけど、あの反転世界といい意識してるところはあるのかな。
それと、モノゲロスが倒されて吹っ飛んできたモノホーンがユウマにぶつかったんじゃないか。と思える描写があったけどはたして・・・。
まぁ、ウルトラシリーズで主人公が一度死んでいるっていうのは珍しくないというか、むしろ普通というか。あえてそのあたりを描かなかったってことは単に死んだ以上の種明かしがあるのかな。アークアライザーがユウマの心臓のあたりから出てくるから、アークアライザーが心臓の代わりになっているんじゃないか。なんてコメントも有りましたけど、有り得そうなのが怖いところやねぇ・・・。
ユウマの両親も瓦礫の下敷きになって力尽きたところは描かれたけど、アレは亡くなったってことでいいのかな。あの後救助された可能性は無いのかなって思ってたらよく見ている方がいらっしゃるもので「ユウマの腕時計がお父さんの腕時計と同じ」ってコメントがあって見てみたらマジで同じだった。あの時計遺品だったんだな・・・。
走れユウマ
ユウマの座右の銘「走れユウマ」
ユウマがお父さんから言われた言葉らしいけど、その実態は瓦礫の下敷きになったお父さんがユウマに逃げる様に促すために言った言葉だった。
そしてユウマは生きる気力を失いかけた時もあったようだけど、つらい思いをしているのは自分だけじゃない。皆の未来を守るためには走り続けるしか無い。そうしてこの言葉はユウマの座右の銘となった。
これってお父さんの言葉に感銘を受けた。というよりは、呪いじゃないのかこれ。前向きな理由じゃなくて強迫観念入っちゃってるよねこれ。
この強迫観念が後に大きな問題になってしまうかもね。
想像力を解き放て!
初変身となったウルトラマンアーク。
初変身といえば自分の姿に驚くというお決まりもきっちり消化して、初変身だからうまく戦えないというお決まりもやるのかなと思ったら、わりとすぐに順応してた印象。防戦一方ではあったけどね。
初手からバリアを貼って攻撃を防ぎ、お互いにバリアを張りながらの射撃戦。そしてバリアをぶつけ合って破壊。やはりユウマはバリアを防具ではなく武器だと思っていないか。
そしてディゲロスのバリアに苦戦する中、バリアが破れないなら回り込めばいいと言わんばかりにアークファイナライズをムチのようにしならせて生物なら急所と思われる目を貫いてディゲロスを撃破。
第一話といい、今回といい、戦い方がスマートではないというか、ブレーザーとは別の方向で野蛮なところが見えるというか。勝つためには使える手は使う!って感じよね。
「あんなにつらい経験をしてたら怪獣に容赦なくなるよね」ってコメントがあったんですけど、確かに。
前回のリオドを伝承どおりに眠らせるんじゃなくて倒したのも、怪獣のせいで目の前で両親を失った経験が影響しているのかな。
モノゲロスとディゲロス
16年前に出現したモノゲロスと3ヶ月前に出現したディゲロス。
明言はされていないけど、ユウマの初出勤の日は両親の命日みたいだから、それはすなわちモノゲロスが出現してから16年後の同じ日にディゲロスが出現したというわけで。
そしてモノゲロスが残したモノホーンと共鳴しているかのようなディゲロス。
見た目がそっくり。というだけじゃなくて関係があるんだろうなぁ。モノゲロスはモノホーンを残すことが目的で、ディゲロスはモノホーンになにか仕掛けをしに来た。とか。
誰かがモノゲロスやディゲロスを送り込んでいるのか。それとも理由のない悪意的な感じでモノゲロスとディゲロスの本能に基づいた行動なのか。モノホーンにはウーズが寄生していたわけだし、ウーズの影響を受けた可能性もある。そもそもルティオンと一緒に墜落してこなかったら地球にやって来なかったかもしれないしね。
あと、ディゲロスが何かを探しているかのように周囲を見ていたのも気になる。地球で何かを探しているんだろうか。
デッカーのスフィアザウルス、ブレーザーのウェイブの様に今作ではこのゲロスシリーズが主要な怪獣になっていくのかな。モノゲロス、ディゲロスと来たら次はトリゲロス、クアゲロスとかになるんだろうか。
卵が先か、鶏が先か
ユウマが幼い頃に描いた最強のヒーローにそっくりなウルトラマンアーク。
一方でルティオンもアークとは違う姿だけど、ユウマが描いたスケッチに似ていた。あのスケッチはユウマがルティオンと出会う前に描いたのか。ルティオンに脳を焼かれた後のユウマが描いたのか。なんにもモチーフがない状態からウルトラマンのような存在が描けるか?という疑問をコメントしていた方もいましたし、ルティオンがスケッチを元にアークになったんじゃなくて、あのスケッチがルティオンを元に生まれたのか。
そして変身アイテムや使用する武器、纏う鎧までそのままの勢いでスケッチを描いたわけだ。
変身アイテムが自分の描いたものだから使い方がわからないという、いつぞやのギャグみたいな初変身をすることもないという。考えた設定だよね。
そしてヒーロー自体も自分の想像から生まれているから、第一話のバリアへし折りとか、今回の光線をムチに変えるとか、そういう戦い方が出来るって事が分かっているから戸惑うことなく戦うことが出来るのかもね。
次回
リンの行きつけの商店街を荒らし回る謎のネズミ。
どうやらただのネズミでは無いようで・・・。
そして、アークに発現する新たな力「ソリスアーマー」
エピソード0も描かれて、ここからウルトラマンアーク本格始動となるかね。
今日のシュウさん
3ヶ月前の話だからシュウは出番ないかなーと思ったらユウマが夢から覚めた後、最後の最後に出てきた。
モノゲロス、ディゲロス、そしてウルトラマンアーク。星元市にはまだまだ調査しないといけないことが山積み。
それを解決するために今必要な物は・・・上質なコーヒー豆!これにはさすがのユウマもツッコむしか無かった。
なお、コーヒーはブラック以外認めない。コーヒー牛乳などもってのほか。な模様。
今回もしっかりギャグ要員として締めてくれたのでした。