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第11話
前回のデマーガ親子の一件で意思にズレが生じてしまったゲント隊長とブレーザー。
SKaRDと防衛隊がブレーザーが本当に味方なのか訝しむ中、宇宙から新たな脅威が飛来する。
二人の意識
前回の一件で大きな話題となったブレーザーとゲント隊長の意識。
果たしてどっちが普段表に出ているのか。前回止めたのはどっちなのか。
今回の描写、そして次回のあらすじから考えるに普段ブレーザーを動かしていたのはゲント隊長の意思。そしてそれをブレーザーが止めた。というのが正しい模様。
あるいはゲント隊長の意思にブレーザーも同調していたのが、だんだんブレーザーの意思が表に出始めて二人の意識がぶつかり始めたか。同時視聴のときにリスナーさんからはブレーザーは寄生みたいな状態で最終的にゲント隊長を乗っ取るんじゃないか。意識が入れ替わるんじゃないか。なんていう意見まで飛び出しましたが、さすがにそんな展開は勘弁してほしい。
隊長の苦悩
明確にブレーザーに邪魔をされる形になってしまったゲント隊長。エミが前回のブレーザーについて2つの意思がぶつかり合っているみたいな・・・と所感を述べていたのはさすがの洞察力だなって思った。
副隊長からもブレーザーが現れたら味方と考えていいのか?と問われて様子見と曖昧な返答しかできない。
ゲント隊長としては共にあるブレーザーを味方と思いたいけど、ブレーザーは自分の意思に反して動き始めていて時には体を乗っ取ってくるようになった。本当にブレーザーを信じていいのか不安になってきてるんだろうな。だから上述の様な曖昧な回答しかできないし、アースガロンのコクピットの中でアンリに不安を吐露したりした。まぁ、声が小さかったのとコクピット内が色々うるさくてアンリには聞こえなかったみたいだけど。
今回ついにゲント隊長の体を乗っ取って言葉まで発していたからなぁ。どんどん表に出てくるブレーザーの意識はゲント隊長にどんな影響をもたらすのか。
アースガロンが行動不能に陥った時もすぐにブレーザーに頼らないで、まずはなんとか出来ないかって考え始めたし、不信感は高まっている模様。
ブレーザーとゲバルガ
隕石の様な姿で地球に降下してきた宇宙電磁怪獣ゲバルガ。
正直見た目はそんなに強そうじゃないのにアースガロンやブレーザーと十分にやり合える格闘能力。そして名前のとおりに電磁を操りミサイルを防ぐバリアやアースガロンを行動不能にするほどの電磁パルスを発生させるなどの搦め手でアースガロンとブレーザーを圧倒。バリアはなんとスパイラルバレードまで防いでしまうほどの堅牢さ。最近のスパイラルバレードいいところ無いな・・・。
今回気になったのはゲバルガが電磁パルスを発生させるときにゲント隊長が即座に後退を指示していたけど、これがゲント隊長の意思ではなくブレーザーの意思によって行われていた事。ブレーザーの本能で危険を感じ取ったのか、それともゲバルガの事を知っていたのか。スパイラルバレードが防がれてもなおも立ち向かおうとしたゲント隊長をブレーザーが全力で止めているようにも見えたし、最後の離脱もブレーザーが先導している感じがする。
それとブレーザーの赤と青のラインとゲバルガの足の赤と青の装飾がなんか似ている感じがするし、ゲバルガとブレーザーは繋がりがあるのか?
もし、ブレーザーがゲバルガの事を知っていて脅威に思っているならそこに今作のストーリーの主軸になるものがあるのかもしれない。同じく肩書に「宇宙」と入っているバザンガとの関係もあるのか気になる所。
司令官登場
今回初登場となった地球防衛隊日本司令部司令官「ゲンカワ・ミノル」。
日本司令部の指揮官って事は最高責任者?それとも現場の責任者?見た感じ参謀長より上の立場っぽいから従来の長官的な立場なのかな。
参謀長がいるにも関わらず更に上が出てくるってことは今回の事態をそれだけ重く見ているということなのか。でも、司令官が指揮を取らずに実際の対処は参謀長に任せているあたり、自ら現場に赴いたというよりは参謀長の手腕を見ている様に見える。実はSKaRDの立場って結構危うかったり?これで結果が出せなかったらSKaRDは解散だ!って?
参謀長 台パン
前回はブレーザーの想定外な行動に静かな笑みを浮かべていた参謀長も、今回は一人になったら思いっきり感情を爆発させて机を叩きつけていた。裏で色々あったんかなぁ。もしかしたら前回も自室に引き上げてから感情爆発してたりして。
少なくとも怪獣迎撃に失敗して感情爆発してるから参謀長黒幕説は無くなった感じ?SKaRDの立ち場を安定させるためにブレーザーを利用していたりするのかな。あるいはブレーザーは味方であると防衛隊の中で働きかけていたり?なんにせよ、前回今回とブレーザーがおかしくなって前回はなんとかなったけど、今回はなんともできなかったことでSKaRDを含めて自分の立場が危うくなった?
あるいは参謀長は黒幕じゃなくて黒幕のことをなにか知っていて、その関係でゲバルガはなんとしてでも倒さないといけないのに倒せなかった事が台パンの原因?
参謀長の真意はいかに。普通に防衛隊として事態を解決できなかったことに感情が爆発した可能性もあるけど。
次回
ゲバルガに対して逃走したブレーザー。
ゲント隊長のブレーザーへの不信感はマックスに達し、ブレーザーに頼らずに戦うことを決意してしまう。
そんなゲント隊長とブレーザーをつなぐのは一つの使命と強固な意思。
二人の想いに応えるかのように新たな力が発現する。
そしてサブタイトル。これは絶対に熱い回になる!