ウルトラマンの話

作品紹介 ウルトラマンオーブ

2018年1月21日

この記事は2018/01/21に書いたものです。
円谷公式さん!
Wikipediaさん!

資料の力、おかりします!

フュージョンアップ!ウルトラマンオーブ!作品紹介

ということで、今回紹介するのはシリーズ50周年記念作品。
ウルトラマンオーブです。

概要

ついに迎えたウルトラシリーズ生誕50周年。
その記念作品として制作されたのがウルトラマンオーブです。

今作の特徴はフュージョンアップによる変身。
フュージョン(融合)という言葉の通り、今作のヒーローウルトラマンオーブは聖なるアイテムオーブリングと歴代ヒーローたちの力が宿ったフュージョンカードを用いて、二人の戦士と融合することで変身するのです。
まさに、作品のキャッチコピーの通り「光の力、おかりします!」ということですね。
フュージョンアップによって変身したオーブはデザインや使用する技、変身エフェクトに至るまでフュージョンしているヒーローを意識した演出がこれでもか!というぐらい行われファンサービス全開の内容となっています。
オーブは普段、人間の青年の姿をなりクレナイ・ガイという名を名乗っています。
本編中ではウルトラマンが人間に擬態している様に描かれますが、外伝作品において彼がウルトラマンオーブとなったのは後天的であることが語られていますので、平成三部作のウルトラマンの力を託された主人公達に近いですね。
ちなみにガイは宇宙人なのでテレビシリーズでは初となるウルトラマンと一体化した宇宙人ということになります。

地球人よりも長い時間を生きる宇宙人故に地球人に対してはふてぶてしい態度を取るのですが、先輩ウルトラマンたちには敬意を払っており「さん」付けで呼んでいます(ウルトラマンさんとかティガさんとか)。

ガイは風来坊を名乗っており防衛チームにも所属しないのですが、これについては「ウルトラセブンのモロボシ・ダンがウルトラ警備隊にスカウトされず風来坊を続けていたら」というコンセプトで設定されたらしいです。

先輩ヒーローたちの力を借りて戦うオーブですが、序盤からオーブには真の姿があることが語られ、むしろフュージョンによる変身は本来の力が使えなくなってしまい、それを補うためにフュージョンで何とか戦っている事が語られます。

EDテーマの歌詞にある「取り戻せ光」という言葉の通り、オーブが自分の真の姿を取り戻すストーリーが展開されます。
そんなオーブと共に戦・・・わずにその動向を追い続けるのが怪奇現象追跡サイトを運営するSSP(SomethingSearchPeople)の面々。メンバーは代表の夢野ナオミ(通称キャップ)、早見善太(通称ジェッタ)、松戸シンの3名。
彼らは防衛チームではなく超常現象の追跡を目的として活動している民間の組織で、自分たちが運営しているwebサイトのネタを求めてビデオカメラ片手に走り回っています。
追っている物が物だけに怪獣騒動にもよく巻き込まれ、その中でガイやウルトラマンオーブとも関わっていくことになります。

言ってしまえばYouTuberですね!動画投稿するし!アクセス数気にしてるし!




そして忘れてはいけない悪役にしてガイの因縁の宿敵にして変態ジャグラス・ジャグラー。
ガイが持つオーブリングとウルトラフュージョンカードと対となる邪悪なアイテムダークリングと歴代の怪獣たちの力を封印した怪獣カードの力でガイに様々な怪獣を仕向けてきます。同時にガイと馴染みの深い存在になっていくSSP、とりわけナオミに対して外道行為とセクハラの数々を仕掛けてきます。
ただでさえ強烈な個性を持つキャラクターなのに加えて演じた俳優さんの怪演により歴代屈指の超人気悪役となりました。
子供向け番組で夜明けのコーヒーはイカン。
シリーズお約束の防衛チームとして「ビートル隊」なる組織が存在しており、隊員が一人レギュラー出演していますが物語の中心はガイとジャグラー、そしてSSPが担うことになります。

地球規模の戦いではなく主人公の周りが戦いの中心となる作風はウルトラマンギンガ以降のウルトラシリーズによく見られる物ですね。

50周年記念企画として公式ホームページにて「サブタイを探せ!」なる奇妙な催しが企画されていました。

これが何かというと「各話の登場人物のセリフの中に歴代ウルトラシリーズのサブタイトルが紛れ込んでいる」のでこれを探して答え合わせをしようというものです。
この紛れ込んでいるサブタイトルというのが多種多彩でして、一回聞けば分かるメジャーなタイトルからそんなサブタイあったっけ?と言いたくなるようなマイナーなものまで様々。個人的には当時版権の関係で映像ソフト化が全くされず、知名度が最悪な海外制作シリーズまで持ち出してきたのは驚きでしたね・・・。
今では答えがネット上に公開されているので自信のある方はこれを探しながら見てみるとより楽しくウルトラマンオーブという作品を見ることができると思います。

ウルトラマンオーブはTSUBURAYA IMAGINATIONにて配信中です。

INABA的おすすめエピソード

第14話「暴走する正義」
第15話「ネバー・セイ・ネバー」

復活した魔王獣マガオロチ。
ガイが手に入れた光の最強戦士ゾフィーと闇の最強戦士ウルトラマンベリアルの力。
光と闇の最強戦士の力を制御できず暴走してしまったウルトラマンオーブサンダーブレスター。

あの激闘からしばらく経ったある日、ガイ達はシンに誘われコフネ製作所を訪れていた。
小舟社長とシンは旧知の仲であり、製作所を手伝う傍で小舟社長特製焼きそばを堪能するガイ達。
そんな中コフネ製作所の近くに巨大ロボットが墜落してくる。
純白のボディを持つそのロボットを「ギャラクトロン」と名付けたSSPはコフネ製作所の力も借りながら早速調査を開始する。
調査の中でギャラクトロンが地球とは違う高度な文明で作られたことが明らかになっていき、シンは自らの夢をギャラクトロンに重ねていく。
しかし、突如ギャラクトロンが起動。起動したギャラクトロンはナオミをメッセンジャーとして体内に取り込み、地球の文明が悪質であると断じ無差別破壊を開始する。
ナオミを救うためにオーブに変身するガイ。しかし、ギャラクトロンの持つ圧倒的な戦闘に加えてナオミが捕らわれていることから全力を発揮できず敗北してしまう。
あの戦闘力に対抗できるのはサンダーブレスターしかない。暴走の危険性から躊躇するガイだったが刻一刻と悪化していく事態を前にガイは意を決してサンダーブレスターへフュージョンする。

2話完結となっているエピソードで、更に前後4話ずつ計6話を使ったサンダーブレスター編とも言える長編エピソードの中の一つです。

この一つ前のエピソードでオーブは新たなフュージョンを得てパワーアップしたのですが、強すぎる力を制御できずに暴走してしまいました。

その後に続いたこのエピソードは登場怪獣ギャラクトロンの(男の子が大好きな)かっこいいデザインと衝撃の展開から視聴者に大きなインパクトを残す話となっています。

紹介動画

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