この記事は2018/09/28に書いたものです。
ウルトラマンゼロを倒し、あのお方に捧げるのだ!
我ら、ダークネスファイブ!
概要
ウルトラゼロファイト第2部に登場したウルトラマンベリアルに仕える者達。
かつてウルトラ戦士を苦しめた宇宙人の同種族によって構成されており各々が高い能力を持つ。
設定の際のコンセプトは悪のウルティメイトフォースゼロ(以下UFZ)であり、彼らのライバルとして用意された存在。
実際にUFZのメンバーとは互角の戦いを繰り広げ名実ともにライバルと呼ぶにふさわしい存在である。
戦いから離れるとコミカルなやり取りをするようになるあたりもUFZ。
メンバー
各メンバーには種族名以外に個体名と通称が存在する。
歴代の個体との見分け方は赤い瞳。
・メフィラス星人 魔導のスライ
参謀役にしてリーダー格。
頭脳派ではあるがゼロが放ったミラクルゼロスラッガーを全弾叩き落とすなど戦闘力もかなりの物。
一方でリーダー格である為にベリアルへ進言する役割を押し付けられたりと中間管理職の哀愁を漂わせる事もある。
ウルトラマン列伝第103回ではまさかのメフィラス星人2代目の信望者である事が発覚、自分のターンでは終始ボケ倒しだった。
「この言葉はメフィラス紳士の証!!」
・グローザ星系人 氷結のグロッケン
冷気を操る能力を持つ。
性格や言動はチンピラそのものでグレンファイヤーとの対決は公式でヤカラの喧嘩と称された。
炎を操る相手に圧倒的不利な戦いとなる(実際グレンファイヤーからも氷が炎に勝てるわけないと煽られた)が一歩も引かない互角の戦いを演じて見せた。
オフの時はチームのムードメーカーを担っており、ウルトラマン列伝第103回ではボケ倒しのスライに怒涛のツッコミを入れていた。
「いやこれ知略関係ねぇだろ!!」
・デスレ星雲人 炎上のデスローグ
炎を操る能力を持つ。別にインターネットで何かやらかしたわけではないよ。
堅実な立ち回りと得意とするミラーナイトを相手に互角の攻防を繰り広げた。
ミラーナイトからは物静かな性格を評価されたが、彼は物静かではなく喋れないだけで、「グオオ」という唸り声を上げている。
正確に言うと本人的には喋っているのだがその言葉はベリアルですら理解できず、唯一グロッケンだけは彼の言葉を理解できる。部下と意思疎通できないって致命的ではありませんか陛下?
「グオ、グオオ、グオオ」
ベリアル「さっぱり分からん。グロッケン通訳しろ。」
・テンペラー星人 極悪のヴィラニアス
暴君怪獣タイラントを僕として使役しており「極暴タッグ」を結成している。ネーミングセンスに難あり。
タイラントのコンビネーションでゼロを追い詰めた後、同じくタッグマッチを挑んできたジャンボット、ジャンナイン兄弟をも圧倒した。
劇中でタイラントの事を役立たずと罵ってしまったがウルトラマン列伝第103回では彼の事も嬉々として紹介しており何だかんだコンビ仲は良好である。
「ザ★ウルトラマン」の作画の良さにいち早く気づくあたりオタクの素質があるようだ。
「手描きアニメとは思えんこの水しぶき!」
活躍
ウルトラゼロファイト第2部において初登場。
ここではゼロに倒された主ベリアルを復活させる為に暗躍。ピグモンを人質にする事でゼロを誘き出し、一方的にリンチ追い詰めた。
が、ゼロの危機にUFZの仲間が参戦。各々が互角の戦いを繰り広げるも復活したベリアルがゼロによって倒されてしまった事で撤退した。
その後、なんだかんだ復活してたベリアルに付き従い続けており仲良く別の宇宙で怪獣ハントを楽しんだりゼロがMCを勤める番組を乗っ取ったりしていた。
ベリアルが話の中心となったウルトラマンジードにおいても出演が期待されたがテレビ最終回でカメオ出演しただけでテレビ本編、劇場版共に本格的に登場する事はなかった。
ダークネスファイブと一緒に映っていたストルム星人は本編を通しての敵として出現しており、ストルム星人が失敗を重ねてもダークネスファイブの面々が出てこなかった事から一部のファンの間では死亡説が考えられている。
実際問題としてベリアルに対し絶対の忠義を誓っているダークネスファイブがベリアルの戦いに参陣しないのはおかしいし、ベリアルが違和感を覚える性格になっていたのは「守るべきもの」であった彼らを失ってしまったからではないか。という意見もある。
大体の場合突拍子も無い話になる事が多い死亡説において納得できてしまう理由が付けられるあたりも彼らが魅力的で人気のある存在だという証明でもあるだろう。
まぁ、個人的には仲良く漫才しながらベリアル復活の手段を講じていると信じてますがね!
ベリアル「おい、そういえばあいつはどうした?」
グロッケン「あいつ?あいつってどいつ?」
ベリアル「とぼけるな。お前たちダークネスファイブは」
ベリアル「5人だっただろうが!!」
ヴィラニアス、グロッケン、デスローグ「!!」
スライ「彼・・・ですね?」
・ピッポリト星人 地獄のジャタール
変身能力と触れた相手をブロンズに変える力を持つ。
その能力でグレンファイヤーとミラーナイトをブロンズに変えた。
ゼロ「そのポーズは一体・・・。」
その後ウルトラの母に化けてゼロに接近するが殺気を隠しきれずにゼロに正体を見破られてしまう。が、ゼロの右手に触れる事に成功しておりそこがブロンズ化。そのまま全身がブロンズになっていくのだと勝利を確信し高笑いを浮かべるが「だったらブロンズ化する前に倒せばいい」という脳筋的解決方法に至ったゼロにボッコボコにされ、最後はガルネイトバスターの一撃で爆★散した。
ダークネスファイブ唯一の黒星であり、同僚に存在を忘れられていたり公式サイトの紹介ページに彼ではなくタイラントの名前が書かれていたりとメンバー屈指のネタキャラとなってしまいファンからも「地獄のジャガイモさん」とか「地獄のジャカルタさん」とかその手のネタで遊ばれている。
その後はなんだかんだ復活していて仲間達に合流している。