この記事は2018/10/14に書いたものです。
我らメフィラス星人は紳士的で頭脳明晰な種族。
ダークネスファイブ 魔導のスライ
メフィラス星人とはウルトラシリーズに登場する宇宙人。
武力よりも知力による侵略を好む種族である。
初代

聞き分けのない子だ。なぜ地球をあなたにあげますと言えんのだ!
ウルトラマン第33話「禁じられた言葉」に登場。
地球人に自らの力を見せつけて屈服させる事で進んで地球を差し出すように仕向けようとした。
地球の代表としてサトル少年を誘拐。この時「地球とサトル君が欲しくなったんだ」と述べていることからホモショタコン疑惑がある。
自らの力を見せつけた後に甘言によって「地球をあげます」と言わせようとしたがサトル少年からは一貫して拒否されてしまう。
思い通りにならないサトル少年を相手にメフィラス星人はまさかの逆ギレ 紳士(笑)。
彼を拷問部屋(と言っても無重力空間に押し込めただけだが)に幽閉してしまった。
その一部始終を見ていたハヤタ=ウルトラマンからは無様と嘲笑われる結果となった。
ハヤタ「子供でも地球を売り渡すような人は存在しない。」
メフィラス「黙れウルトラマン!お前は地球人と宇宙人どちらなのだ!」
ハヤタ「両方さ。」
その後は巨大化しウルトラマンと交戦。
ここでは終始互角の戦いを繰り広げていたが地球のために宇宙人同士が戦うという事に意味を見出せなかったメフィラスは潔く自らの負けを認め撤退した。
「私は必ず帰ってくるぞ。」という意味深な言葉を残して。
そして、その言葉の通り奴は帰ってきた。
二代目

卑怯もラッキョウもあるものか!!!
ウルトラマンタロウ第27話「出た!メフィラス星人だ」にて二代目が登場。
見た目が大きく変わっているがそれもそのはずで、彼は初代の弟である。
兄と同じく知略による地球侵略を企て恐ろしい策を練って地球へと現れた。
その第一歩として彼がとった行動、それは
商店街の自販機を盗み出す。
商店街の自販機に人間の下半身を不随にする毒を持つマンダリン草を仕掛ける事でジュースを買いに来た子供達を次々と虚弱体質に陥れた。
その後ZATによって自販機に仕掛けられていたマンダリン草のことがバレると巨大化して市街地に出現。
その子供を狙った姑息なやり方に激昂した光太郎=ウルトラマンタロウに卑怯だぞ!と怒りをぶつけられるも
卑怯もラッキョウもあるものか!!
と、まさかのダジャレを返す。
その後タロウと戦闘になると大した戦果もあげられず拳で腹をぶち抜かれた挙句ストリウム光線で撃破された。
初代に比べ知略でも戦闘でも劣るなんとも情けない二代目であった。兄より優れた弟などいない。
小物っぽい言動が見えるのはどちらも同じだがな。
ウルトラマン列伝第103回はダークネスファイブの面々が同族を紹介するという内容だったのだが、メフィラス星人である魔導のスライはあろうことか二代目を紹介。しかもかなりの信望者のようで上述のセコい作戦を「恐ろしい知略」と言ったりダジャレについては「この言葉はメフィラス紳士の証!!」とまで言い切っており仲間たちからは怒涛のツッコミを入れられていた。
タロウの成長を描いた映画「ウルトラマン物語」ではウルトラの父が初代メフィラスと2代目メフィラスを同一人物と述べている。ウルトラの星では個体の識別ができなかったのかもしれないがこれを同一扱いはあんまりすぎる・・・。
三代目

ええい!役立たずどもが!
ウルトラマンメビウスではラスボスであるエンペラ星人配下の四天王として三代目が登場。今までの二人との関係は不明。一説では初代と同一個体とも言われている。
今回は地球人の記憶を操作し「ウルトラマンメビウスは侵略者、メフィラス星人が地球を守る正義の味方」という世界を生み出す。さらにCREWGUYSのメンバーからミライ=ウルトラマンメビウスの記憶を消し去りミライを孤立化させた。
その中でメビウスと地球人を戦わせ、どちらが勝つのかというゲームを仕掛けた。
メビウスの危機に初代ウルトラマンが駆けつけるが、これはあくまでもメビウスと地球人のゲームであり自らも傍観者に徹するという条件の元ウルトラマンにも事態への不干渉を約束させた。
しかし、あくまで地球と地球人を守ろうとするメビウスの行動によってCREWGUYSの記憶が戻り作戦は失敗。いつもどおり逆ギレして自らメビウスを葬るために戦闘を開始。
メフィラスが約束を違えたことでウルトラマンも参戦。2対1の状況下でも一歩も引かない戦いを繰り広げるがウルトラマンから「自ら手を下した時点で負けだ。」と諭され、敗北を認めて撤退した。
しかし、失敗を許さないエンペラ星人によって大気圏を脱出したところで粛清されてしまう。
さて、二代目を度外視して考えると武力を好まず引き際をしっかりわきまえることができるあたりは「紳士的」と言えるかもしれない。
しかし、自分の思い通りに行かないと激情し逆ギレするあたりどう見ても小物でありとても紳士とは言えたもんじゃない。
普段の紳士的な態度と高い戦闘力、小物っぽい言動という相反する要素でどこか憎めない悪役なのがメフィラス星人の魅力と言えるのかもしれない。
人気の高い種族であるため後々のウルトラシリーズにも多く出演。
ダークネスファイブの一人、魔導のスライやドン・ノストラの様に特別な地位についている事も少なくないあたり強力な宇宙人という位置付けをされている事が伺えるだろう。